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海外でSMSや+メッセージは使える?受信や送信の料金、注意点などを解説

海外でもSMSで認証コードを受け取りたい方や、海外渡航前に設定を確認したい方向けのガイドです。

海外でSMSや+メッセージは使える?受信や送信の料金、注意点などを解説
Photo via Unsplash — used under free license

海外旅行や海外出張の準備段階で、「現地でのデータ通信は旅行用eSIMやWi-Fiで何とかなりそうだけど、 日本の電話番号あてに届くSMSは海外でも受け取れるの? 」あるいは「+メッセージは使えるっけ? 」といった点が気になる方は多いと思います。

銀行やクレジットカードの認証コード、各種サービスのログイン確認など、普段はあまり意識していなくても、SMSが必要になる場面は意外とありますよね。

また最近は、SMSだけでなく「+メッセージ」が利用されるケースも増えているようなので、海外でも同じように使えるのか気になる、というのも自然です。

この記事では、海外でSMSや+メッセージは使えるのか、料金はどうか、そして日本の主回線をどう設定しておくと安心なのかなど、できるだけ分かりやすく整理しました。

SMSと+メッセージ、どう違う?(海外において)

まずはじめに、海外での利用を前提に、SMSと+メッセージの違いをざっくり比較してみます。

項目 SMS(ショートメッセージ) +メッセージ
海外で使えるか 多くの場合使える 条件による
通信の仕組み 電話回線 インターネット通信
認証コードの受信 ◎ 使われることが多い × ほとんど使われない
海外での安定性 比較的高い 環境によって不安定
料金の考え方 受信は無料が多い/送信は有料 データ通信量として扱われる

海外での連絡手段を考える時は、「認証コードや確実な受信を重視するならSMS、日常的なやり取りは+メッセージも使える場面がある」というイメージを持っておくと良いでしょう。

SMSと+メッセージは別の仕組み

SMSと+メッセージは、同じようなものだと思われがちですが、実は仕組みがまったく違うサービスです。この違いを先に理解しておくと、「海外で使えるかどうか」「料金がどうなるのか」がかなり分かりやすくなります。

SMSとは?

SMSは「Short Message Service(ショートメッセージサービス)」の略で、電話番号を使って短いテキストメッセージを送受信できる仕組みです。

大きな特徴は、インターネット通信ではなく携帯電話の回線(セルラー回線)を使うことです。

そのため、LINEやメールのようにデータ通信がなくても、日本の電話番号の回線が使える状態であればメッセージの送受信が可能です。

海外でSMSが利用できるかどうかも、この「日本の電話番号の回線(主回線)が海外で使える状態か」によって決まります。

銀行やクレジットカード、各種サービスのログインや2段階認証などで送られてくる SMS認証コードも、このSMSで届くことも多いですね。

+メッセージとは?

+メッセージは、ドコモ・au・ソフトバンクが提供しているメッセージサービスです。

電話番号を使ってメッセージを送れる点はSMSと似ていますが、実際にはインターネット通信(データ通信)を使うアプリ型のサービスです。

そのため、SMSよりも長文メッセージ、画像送信、スタンプや既読表示など、LINEに近い機能を使えるのが特徴です。

ただし、インターネット通信やアプリの設定、キャリアの条件などに影響されるため、海外ではSMSよりも利用条件が少し複雑になるという特徴があります。

海外でSMSは使える?

結論から言うと、海外でもSMSは問題なく使えることが多いです。

ただし、上述のように「日本の主回線が現地でも使える状態であること」が絶対条件になります。

多くの場合、特別な契約や設定なしに海外でも(SMS用途であれば)日本の回線が使えますが、一部の通信会社では海外ローミング契約を行う必要があったり、稀に海外非対応のSIM/eSIMもあるので、その点には注意が必要です。

また、海外でSMSについて考えるときは、次の受信と送信に分けて理解しておくと分かりやすいです。

  1. SMSを受信できるか(認証コード用のSMS含む)
  2. SMSを送信できるか

それぞれ順に見ていきましょう。

📩 SMS受信

SMSの受信は、海外でも比較的問題なくできることが多いです。

docomoの公式サイトでも、海外ではSMSが自動受信されること、またデータ通信のエリア外でも通話が可能な国・地域であればSMSが利用できると説明されています。

そのため、日本の主回線が現地でも電波を拾うことができる状態であれば、その回線宛てのSMSを受信可能です。

ただし、次のような場合はSMSが届かない可能性があります。

⚠️ 日本の主回線をオフにしている

⚠️ その回線で海外ローミングが利用できない

⚠️ 機内モードのままになっている

⚠️ 圏外、または現地ネットワークの接続が不安定

⚠️ SMSの拒否設定や回線側の制限がある

✏️
海外で確実にSMSを受信したい場合は、その回線をオン(有効)にし、機内モードはオフにすることです。これでほとんどの場合、問題なく受信できます。

📩 SMS送信

基本的にSMSの受信ができる状態であれば、SMSの送信も可能という理解でOKですが、こちらは有料になることがほとんどです。

なお、海外でSMSを送る場合は、日本の主回線から送信する必要があります。デュアルSIM/eSIMという2つの回線を同時にオンにしている場合でSMSを送信したい時は、iPhoneでは「デフォルトの音声回線」にその日本の回線を設定するようにしてください。

海外でのSMS料金の目安【主要キャリア比較】

ここは、多くの人が一番気になるポイントではないでしょうか。

実際の料金はキャリアや送信先の国によって多少変わりますが、目安としては次のようになります。

回線 海外でのSMS受信 海外でのSMS送信
docomo 無料 100円/通
au 無料 100円/通から
ソフトバンク 無料 100円/1メッセージ
楽天モバイル 無料 100円/通

日本の主回線をオンにしてSMSを受信するだけであれば、無料のため大きな心配はありません。

一方で、送信については1通100円前後ではあるものの有料になるため、海外では気軽に何通も送らないよう注意した方がよいでしょう。

例えば、1通 70文字までで100円前後ですが、長文(最大670文字など)を送ると、1通の送信で500円〜1,000円近くかかることもあります。また、長文の場合、1回の送信であっても、複数のSMSとして分割され、料金が増えることがあります。

海外でのSMS送信は、必要最小限にするのがおすすめです。

なお、主要キャリア傘下で展開されているサブブランドについては、ahamo、povo、LINEMOすべて海外でSMS送受信可と案内されています。

最後に、いわゆる格安SIMブランドについては、海外でSMSが使えるかはケースバイケースなので、契約先の通信会社に一度確認しましょう。

(補足)音声通話はSMSより注意が必要

SMSと混同しやすいですが、海外での音声通話は別の扱いになります。

多くのキャリアでは、海外滞在中の音声通話は 発信だけでなく着信も有料です。しかも料金は、滞在している国や地域によって変わります。

そのため、海外で主回線をオンにしてSMS認証を受けるのは便利ですが、通話の着信をそのまま普段通り受けると料金が発生する可能性があるという点には注意しておきましょう。


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海外で+メッセージは使える?

こちらは、SMSよりも少し慎重に考えておいた方がよいかもしれません。

結論から言うと、使える場面はあるものの、SMSより前提条件が多く、海外ではやや使いにくい傾向があります。

理由はシンプルで、+メッセージはアプリベースのサービスだからです。

ドコモの+メッセージ案内でも、初回起動時にはモバイルデータ通信を使った電話番号認証 が必要であること、Wi-Fiのみの状態や圏外では利用開始できないことが説明されています。また、Android端末では海外ローミング時に+メッセージを利用するために、アプリ側の海外ローミング設定と端末側のデータローミング設定をオンにする必要があるとされています。

この時点でも、SMSより利用条件が多いサービスであることが分かるかと思います。

実際に海外で+メッセージが使いにくい理由としては、主に次のような点があります。

  • アプリの初期認証にモバイルデータ通信が必要になる
  • 海外ローミング時の設定が必要な場合がある
  • 相手が+メッセージを使っていない場合、SMS送信に切り替わることがある
  • キャリアやOS、契約している回線によって条件が変わる

つまり、日本の主回線を使って海外で+メッセージを利用すること自体は不可能ではありませんが、SMSほどシンプルに使える仕組みではないということです。

普段は国内で問題なく使えていても、海外では再認証や設定、ローミング条件などが影響するため、急にメインの連絡手段として使うには少し不安が残るかもしれません。

そのため、家族や友人とのやり取りに使うことはあっても、重要な連絡や認証用途を+メッセージだけに頼るのはあまりおすすめできません。

💡 +メッセージの料金(SMSとの違い)

+メッセージ自体は月額無料で、基本的にはデータ通信量の範囲で使うサービスです。

そのため、SMSのように「1通100円」といった課金ではなく、通常のインターネットブラウジングやSNS・YouTubeの閲覧のようなデータ消費という形で費用が発生します。

日本の主回線でそのままデータ通信をしている場合は、その回線の海外ローミング条件に左右されます。

旅行用eSIMやWi-Fiルーターを使ってデータ通信をする場合は、そのそれらのデータ消費に含まれる形です。

ただし、AndroidでSMSモードに切り替えて送信するような特殊な場合では、メッセージがSMS送信として扱われる場合があります。その場合は、通常のSMSと同じようにSMS送信料金がかかる可能性があります。


まとめ

ここまでで触れてきたように、海外でSMSや+メッセージが使えるかどうかは、「SMSは使えることが多く、+メッセージは条件次第で使える」という理解で基本的には問題ないでしょう。

SMSは電話番号の回線を使う仕組みのため、日本の主回線が海外で利用できる状態であれば、認証コードの受信も含めて比較的安定して使えます。

海外でのSMS受信は無料のことが多く、そういった面でも比較的安心して使う(受信する)ことができます。

ただし、SMS送信や通話の発着信は別途料金が発生する、という点は理解しておきましょう。

一方、+メッセージはデータ通信を前提としたアプリサービスのため、海外では設定や回線条件の影響を受けやすく、SMSほど確実に使えるとは限りません。利用できる場面はあるものの、重要な連絡や認証用途を前提にするのはおすすめできません。

結局どうするのが一番無難?

できれば海外でもSMSは受信できるようにしておきたい、という前提だと、以下の考え方が一番無難でしょう。

  1. 日本の主回線はオンのまま残す(-> SMSを受信するため)
  2. モバイルデータ通信は必要に応じて旅行用eSIMなど別手段を使う(-> 高額請求を避けるため)
  3. +メッセージは補助的に考える
  4. SMS送信や通話の発着信は、料金に注意し必要最低限とする

この整理にしておけば、「認証コードが来ない」「主回線で余計なデータ通信をしてしまった」「+メッセージが思ったより当てにならない」といった失敗はかなり避けることができるはずです。

SMS受信のために渡航前に確認しておきたいこと

旅行先の現地でSMSを受信(あるいは送信)したい場合は、出発前に次のポイントを確認・把握しておきましょう。

✅ 日本の主回線が海外ローミングに対応している(契約の有無含め、海外で利用できるか)

✅ 主回線がオンになっている(現地でもオンのまま維持し、機内モードにしない)

✅ 主回線のデータローミングがオフになっている(*主回線ではデータ通信を行わない前提)

✅ SMSの送信、そして音声通話の発着信は有料になることを理解している

これらをチェックしておけば、海外でもSMS周りで困ることはほとんどないはずです。

FAQ(よくある質問)

海外でSMSやプラスメッセージを使う際によく出てきそうな疑問を、Q&A形式でまとめました。

Q. 海外滞在中、データ通信に海外eSIMを使っていてもSMS認証は受け取れますか?

A. 現地でデータ通信に何を使っているかは関係なく、日本の主回線がオンになっておれば、基本的には認証コード含めてSMSを受信可能です。

その際、機内モードはオフにして電波のマーク(アンテナピクト)が表示されるようにしておきましょう。

Q. iPhoneとAndroidでSMSの使い方に違いはありますか?

A. 基本的な仕組みや使い方は同じですが、見た目や挙動に多少違いはあります

iPhoneでは、SMS・MMS・iMessageが同じ「メッセージ」アプリに表示されるため、どの方式で送っているのか分かりにくいことがあります。SMSを使ったメッセージの場合は緑色になります。(iMessageの場合は青色。)

Androidでは色が設定で変更できたりと、固定ではありません。

海外では、「SMSとして送信できているか」を意識して使うことが大切になります。

Q. Wi-FiがあればSMSは使えますか?

A. Wi-Fiがあっても、それだけではSMSは使えません。

SMSはインターネット通信ではなく、電話番号(SIM)を使った仕組みのため、日本の電話番号が有効な状態である必要があります。

補足までに、Wi-Fiに繋がった状態でも、日本の主回線が現地のネットワークに繋がっている(アンテナピクトが表示されている)状態であれば、SMSの送受信は可能です。


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